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薪ストーブの購入費用について
2022/10/20
先日エアコンをネットで検索して見ていたのが18畳用エアコンで168,000円でした。
熱交換率やメンテナンス等々詳細はここでは割愛しますが、平均的な住宅の広さは80㎡で約50畳です。
18畳用なら3台欲しいところでしょうか。(我が家の夏は4台設置&稼働でした。)
168,000円×3台=504,000円 ※設置費&取り外し処分費・数年毎の洗浄費を除く
➩1台約10年間正常及び清潔に稼働するとして20年で1,008,000円のエアコン本体代になります。
上記は夏場の話で、冬場の話になるのですが、
80㎡を十分に暖められる高性能な薪ストーブは煙突代+設置工事費込で約80万円~120万円というところです。※弊社HPページに詳細を記載(屋外用やキャンプ用、サウナ用は性能が違うので価格も違います。)
弊社に設置している薪ストーブは約15年間稼働中ですがこれからも暖めてくれ20年以上は稼働してくれます。※煙突の性能&工事が良ければもっと期待できます。
20年間稼働してくれる場合1年間あたり40,000~60,000円です。薪を運ぶ際に欠かせない軽トラより安価でありスマホと競合します(笑)。
低価格の薪ストーブや煙突は耐久年数が短いと聞きますし、1年あたりの上記コストを上回るように思います。(交換や入れ替えが増し工事費もかさみます。)
仮に設置費込で1,008,000円としたらエアコンと同じ価格になります。※20年稼働(1年あたり54,000円です。)
エアコンは2~3年毎に2~4万円程度の分解洗浄が必要で、しなければどんどん空調清潔度は落ちていきます。
薪ストーブは空調循環や空気清浄の役目も兼ねられるので空調清潔度はずっと継続し別途費用も要りません。
2~3週間毎のフィルター清掃も必要ありません。
エアコン電気代+分解洗浄代 = 薪代にすれば厳しい夏と厳しい冬のコストは均衡し薪ストーブ導入の検討材料になると考えます。
※電力代高騰ならなおさら
上記エアコンと同等コスト試算なら薪ストーブ1シーズン約1.5tの薪の使用が可能との試算になりました。※比較的安いお店で購入した場合です。
1.5tの薪を1シーズンで使うイメージは、車の場合走行距離が年間1万㎞運転のような感じです。
多い人は年間2万㎞走行=3t使うユーザーさんもおられます。
また、上項のエアコン3台の夏場電気代が月約10,000円増+洗浄代が月あたり約2,000円とすると薪1.5tの使用に均衡する感じになります。
前項で記した軽トラの維持費はガソリン代+車検代/税金+損害保険+修理/部品などが必要ですが、
それらを合わせると上記の薪1.5tとよく似たコストになる試算でした。薪ストーブ導入はつまり軽トラ1台やエアコンを所有するイメージではないかなと思います。